ヘルパー(訪問介護)を利用した効果的なリハビリの方法~訪問鍼灸・訪問マッサージの併用がおすすめ
2020/10/27
ヘルパー(訪問介護)を利用した効果的なリハビリの方法
訪問リハビリ鍼灸・訪問マッサージの併用がおすすめ
この記事は主に次のような考えのご家族さまやケアマネジャーに対して記事にしています。
・日常的にリハビリに取り組んでいきたい
・どのようなリハビリの方法があるのか知っておきたい
・できる機能はいつまでも維持していきたい
介護保険サービスでもっともポピュラーなものと言えば「ヘルパー(訪問介護)」であると言えるでしょう。
介護認定を受けている高齢者の多くは買い物や調理、掃除、洗濯などの生活援助や入浴や排泄、食事介助などによる身体介護、もしくは通院の付き添いなどで活用されている場面を見かけます。
ヘルパーさんは生活を支える、もっとも重要な役割を持つ介護サービスの一つと言っても過言ではないでしょう。
また、生活の中でリハビリに繋がる動作に取り組むことができるサービスであるとも言えます。
つまり、ヘルパーさんによる介護サービスを受けているだけでも、リハビリに取り組むことができるのです。
もちろんヘルパーさんから直接リハビリに取り組んでもらうことはできませんが、生活そのものがリハビリになりますから、支援内容を見直すことだけで介護予防に繋がるのです。
ヘルパーさんによるサービスで、どのようなリハビリに取り組むことができるのか、考えてみたいと思います。
ヘルパー(訪問介護)を利用した効果的なリハビリの方法
・一緒に家事を行う
・座位や立位、歩行の機会を持つ
・生活に必要な動作を行う機会を持つ
ヘルパー(訪問介護)を利用して、効果的にリハビリに取り組むには、なんでもヘルパーさんにしてもらうのではなく、自分自身で体を動かく機会を持つことです。
このようなリハビリ方法を「生活機能訓練」と言います。
リハビリにそれほど積極的になれないという方に対しては、ケアマネジャー中心となって、ヘルパーさんにも協力してもらい生活機能訓練に取り組んでいくといいでしょう。
自立した生活をしているという自覚が生まれ、生きがいにも繋がってきます。
具体的にどのようなことに取り組めるのか、事例を交えてお伝えしていきましょう。
・一緒に家事を行う
ヘルパーさんといっしょに家事に取り組むことによって、生活に必要な動作のリハビリとすることができます。
高齢者に介護が必要になると、家事に必要な動作が少しずつできなくなってきて、ついには歩けなくなったり、立てなくなったり、座ることができなくなったりします。
自分一人ではなかなかうまくできなくても、ヘルパーさんの見守りや付き添いがあれば、取り組む意欲も出てくるのではないでしょうか。
すべての動作を行う必要もなく、自分自身ができる家事や動作に取り組んでみるといいでしょう。
・座位や立位、歩行の機会を持つ
家事の動作が難しい場合においても、座ったり、立ったり、歩行する機会を持つようにするといいでしょう。
例えば、普段、寝た状態で過ごしている方でも、ひじ掛けや背もたれがあれば座位の状態が取れる方も少なくありません。
ヘルパーさんが家事をされている間に座っているだけでも、さまざまな部位に対するリハビリになるのです。
また立てるのであれば、立ち上がって別の椅子に座りなおしたりするだけでも、立位の訓練とすることができます。
完全に立ち上がれなくても、足に力を入れて踏ん張ってみるだけでもリハビリの効果があります。
・生活に必要な動作を行う機会を持つ
例えば、寝たきりの方であっても、着替えの際に手を伸ばしたり、排泄介助で腰を浮かしたり、食事の際にスプーンを持ったりすることができることも多いでしょう。
このようなできる機能を使わずにいると、どんどん低下してしまうことになります。
そのため、ヘルパーさんに必要な援助をしてもらう際においても、できる機能については把握してもらっておくようにするといいでしょう。
訪問鍼灸・訪問マッサージと併用するとさらに効果的に
ヘルパーさんによる支援や介助に加え、訪問鍼灸・訪問マッサージを併用することをおすすめします。
ヘルパーサービスは、あくまで生活援助や身体介助など、生活にかかる支援を行うサービスですから、リハビリを積極的に行うことが難しい場合も少なくありません。
介護保険サービスの中にも、訪問リハビリや通所リハビリ、リハビリ特化型デイサービスなど、リハビリサービスもありますが介護保険の点数が気になることも多いでしょう。
またデイサービス等への参加は、嫌がられることも少なくありません。
さらに膝や腰に痛みが生じるような場合には、リハビリに取り組む意欲がわかないということも珍しいことではありません。
そのため、痛みにアプローチしながら、リハビリにも取り組むことができる訪問鍼灸・訪問マッサージが有効なのです。
適切に身体の評価を行いますから、ヘルパーさんと共にどのようなことに取り組めるのか、アドバイスを行うことも可能です。
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